ハムスターの回し車は、どうやって宇宙にたどり着いたのでしょうか? 「ハムスターホイール星雲(ロングモア8)」は、1976年にアンドルー・ロングモアによって、南天の広範囲にわたる観測調査の一環として発見されました。この調査では、高感度フィルムの使用など、写真技術のいくつかの改良が採用され、より深宇宙の微弱な天体を写真乾板に捉え、それを肉眼で観察してカタログ化しました。 チリのエル・サウセ天文台で撮影されたこの特集画像は、死にゆく星によって宇宙空間に放出され、残された白色矮星によってイオン化された、輝く水素の複雑な車輪状の構造を描いています。この構造は元の写真乾板ではかろうじてしか確認できなかったことから、現代の望遠鏡やカメラの性能の高さが際立っています。 イオン化された酸素の青いベールに包まれた、互いに対峙する2つの赤い水素ガスの塊は、車輪の中心にある明るい白色矮星の伴星の存在を示唆しています!