チリにあるNSF-DOEヴェラ・C・ルービン天文台が撮影したこの画像の中央部分には、50万個以上の銀河が写っています。これは「COSMOSフィールド」と呼ばれる領域で、満月の数倍もの広さを持つ空の一角であり、ハッブル宇宙望遠鏡によって初めて観測されました。 この領域には、私たちの銀河系に属する明るい星が比較的少ないため、天の川銀河以外の他の銀河を比較的妨げられることなく観測できることから、ウェッブ宇宙望遠鏡や他の望遠鏡によっても観測されてきました。 1~10の番号が振られた外側のパネルは、中央パネルで強調表示された対応する小さな領域を拡大したものです。銀河の形状や大きさの多様性は驚くべきものです。 その中には、地球に届くまでに光が数十億年もかけて旅をしてきたほど遠くにあるものもあります。ルービン宇宙望遠鏡は、10年間にわたる「宇宙と時間のレガシー調査(Legacy Survey of Space and Time)」の一環として、2、3日おきにCOSMOSフィールドを観測し続ける予定です。これにより、COSMOSフィールドのダイナミックな様子や、時間の経過とともに空がどのように変化していくかを捉えることができるでしょう。